屋根は外壁に比べて劣化が早い!こんな症状が出たら塗り替えのタイミング

皆さんこんにちは。

岡山県岡山市に拠点を置き、県内全域で塗装工事全般を手がけているTOTAL PAINTING株式会社です。


屋根や外壁は、雨風や日光、外気温などから家を守る大切な役割を果たしています。どちらも経年劣化していきますが、特に屋根は外壁よりも劣化が早いことをご存じでしょうか? 機能を保つためには、本格的に劣化が進む前に塗装をしなければならないのです。ここでは屋根塗装の重要性や、適切な塗り替えのタイミングをご紹介します。




■なぜ屋根は外壁に比べて劣化が早いのか?



屋根が外壁に比べて早く劣化する理由は、紫外線や雨風、雪、熱などの影響をより強く受けるからです。常に天候や環境の影響を受けているのは外壁も同じですが、立地・方角・時間帯によっては影響を受けにくい場合がある他、軒や庇によって守られていることもあります。


一方、家の1番上についている屋根は、守ってくれるものが基本的にありません。そのため、外壁よりもダメージが蓄積しやすく、劣化が進みやすいのです。当然、劣化対策も外壁以上にしっかりと行う必要があります。


劣化が始まると、まずは塗装の色あせや変色、ひび割れ、剥がれなどが発生します。この時点では「見た目が悪くなるだけだから」といって、放置する方もいるかもしれません。しかし、塗装の劣化を放っておくと屋根材自体が劣化しはじめ、より深刻なダメージを受けてしまいます。早めに異変に気付いて対応することが大切です。




■屋根塗装の重要な役割



屋根の塗装は単なる「色塗り」に捉えられることもありますが、実際にはデザイン性だけでなく、住宅の機能において重要な役割を果たしています。塗り替えの必要性を理解するためにも、屋根塗装の役割を確認しておきましょう。


・屋根材の保護

最も重要な役割は、もちろん屋根材の保護です。塗装が施されていれば、紫外線や雨風などによるダメージは、まず塗膜が請け負ってくれます。適切に塗装を塗り替えれば、屋根材自体へのダメージを防いで家の寿命を延ばせるのです。



・遮熱性や断熱性の向上

屋根用の塗料には、遮熱性や断熱性を高める機能を持ったものがよく使われます。これらを使用すると、夏や冬でも室内の外気温の影響を受けにくくなり、1年を通して快適に過ごせるのです。冷暖房の効率もよくなることから、電気代の削減も期待できます。



・防水性の向上

屋根塗装には、屋根を雨などの水分から守る役割もあります。これは屋根材を水分による劣化から守るだけでなく、雨漏りのリスク低減にもつながっています。



・サビ予防

屋根には棟板金など、金属部品を使っている場所もあります。そのままにしておくと高確率でサビが発生してしまいますが、塗装をすればサビを防ぐことができます。



・カビ、苔対策

塗料には、防カビ機能や苔の発生を防ぐ機能を持ったものもあります。雨の多い地域や海に近い地域など、湿度が高くカビ・苔が発生しやすい地域では特に有効です。




■こんな症状が出たら塗り替えの時期です!


屋根の塗装は経年劣化していくため、時期を見て塗り替える必要があります。屋根の破損や雨漏りなど、本格的なトラブルが発生してからでは遅いので、その前に塗り替えなければなりません。以下のような症状は経年劣化を知らせるサインなので、発見したら塗り替えを検討しましょう。


・色あせ、変色

塗装の色あせや変色は、最初に現れる劣化のサインです。まだ焦る必要はないものの、できればこの時期から塗り替えを検討するのがおすすめです。



・チョーキング現象

屋根や外壁の表面に白い粉が浮き出てくる現象を「チョーキング現象」といいます。これは色あせ・変色よりも、さらに一歩進んだ劣化のサインです。



・カビ、苔、サビ

カビや苔が発生したり金属部分がサビたりしているのは、塗装の機能が相当劣化している証拠です。状態がひどいと屋根の葺き替えをしなければならないこともあるので、できる限り早く塗り替えを行いましょう。


屋根材や下地材がまだ傷んでいない状態であれば、表面の塗装だけで対応できるため、屋根の寿命が伸びるのに加えてリフォーム工事もスムーズに進みます。定期的にメンテナンスと再塗装を行うのが最も理想的です。まずは屋根の状態を確認するため、お近くの専門業者に相談してみましょう。



TOTAL PAINTINGは岡山市を拠点に、岡山県内で塗装工事全般を手がけています。屋根や外壁の塗装工事の実績も豊富で、デザインと機能性を両立させた施工が可能です。入念な現地調査とヒアリングによって、最適なプランをご提案させていただきます。屋根の塗装をご検討中の方は、ぜひTOTAL PAINTINGまでお問い合わせください。