家具塗装に使われる塗料の種類は?専門業者が費用相場までご紹介!

皆さんこんにちは。岡山県岡山市で外壁塗装や屋根塗装を行なっているTOTAL PAINTING株式会社です。


家具塗装に使われる塗料を選ぶときは、塗料ごとの特徴を知っておくと、家具に合った塗料が選べます。今回は、木製家具に使われることが多い塗料の種類と特徴を紹介します。塗料の種類により、雰囲気が大きく変わってきますので、塗料選びの参考にしてみてください。




■木製家具に使われる塗料は主に5種類



木製家具に使われることが多い塗料は、大きく分けると以下の5種類があります。


・ウレタン樹脂塗装(合成樹脂塗装)

・ラッカー塗装

・オイル塗装(オイルフィニッシュ)

・ポリエステル塗装

・UV塗装


各塗料の特徴について、さらに詳しくご紹介します。




■ウレタン樹脂塗装(合成樹脂塗装)の特徴



木の表面を、ウレタン樹脂塗膜で覆う塗装法です。樹脂で表面を覆うため傷に強く、耐水性が高いことで水によるシミなども起きにくくなっています。


定期的なメンテナンスは不要であり、普段の生活では水拭きやお湯拭きなどをするだけで充分です。木材で多く見られる割れや反りも起こりにくい特徴もあります。光沢があり、つるつるしているという印象が強いウレタン塗装です。 




■ラッカー塗装の用途、飲食店など 


ヴィンテージの輸入家具などに多く使われている塗装であり、ここで紹介する5種類の塗料の中で、最も古くから用いられています。樹脂系の原料を、シンナーやアルコールなどの溶剤(揮発性有機化合物)に溶かした塗料です。


ラッカー塗料の特徴は、ウレタン塗装よりも塗膜が薄く、木が持つ天然の風合いを楽しめる点です。一方で、耐水性や耐傷性などは劣るため、こまめな傷の修理や塗り直しが必要です。熱や水にも弱いため、濡れたコップや熱い容器などを直に置くことは避けたいものです。


近年では、揮発性有機化合物の排出基準が厳しく定められています。




■オイル塗装の用途、飲食店など



植物性のオイルを使用し、木材が持つ質感や風合いが活かされた塗装方法です。ウレタン塗装より、サラサラとした手触りが特徴です。


塗膜がなく、常に木材が呼吸をしていることで、水分を吸収してしまいます。濡れたコップなどを置くと、シミや傷などの原因となるため、慎重な取扱いが必要です。


この特徴から、オイル塗装を施した家具は、傷やシミが少々あっても味わいだと思える方や、自らメンテナンスができる方などにおすすめです。




■ポリエステル塗装の特徴



ポリエステル樹脂を溶剤で溶かしたものであり、美しい艶を持つ仕上がりが特徴です。ピアノの塗装(磨き塗装)に用いられていることから、誰もが一度は目にしたことがある塗料です。


ポリエステル塗装、塗膜が非常に硬く、研磨することで光沢がさらに際立ちます。衝撃を受けると、すぐに傷がついてしまう点が気になる人も多いでしょう。木の質感は出にくいものの、ピアノのように高級感や光沢感を演出したい家具や、一部の特殊な家具に使われます。




■UV塗装の特徴



UVハードコート塗料と呼ばれる特殊な塗料を使う塗装方法です。

この塗料は、紫外線の照射により硬化する性質があります。UV塗装の魅力は、一般的な塗装と比べて強度が高いことがあげられます。キズが付きにくく、短時間で硬化し、耐熱性・耐水性・耐汚性に優れているため、フローリング・テーブル・カウンターなどのほか、ホワイトやブラックなどの家具にも使用されます。


塗膜硬度が硬い反面、メンテナンス性に欠けることで、扱いが難しい点がデメリットです。狭い部分のみを塗装することはできず、再塗装もできないため、多額のコストがかかります。UV塗装を施した家具は、高級品として扱わなければいけないのです。


これまで紹介したように、塗装の種類や特徴によって、適した家具が大きく変わってきます。希望する塗装方法が自宅の家具と合うのか、家族構成が変わったため家具に傷がつきにくい塗装をしたいなど、塗装に関するご相談がございましたら、お気軽にTOTAL PAINTINGまでご相談ください。




■気になる家具塗装の相場は?



依頼では、要望に応じて上塗り(既存の塗装面の上に塗装)・塗り直し(剥離後塗装)・色や艶の変更・補修などから選ぶことができ、可能かどうかは業者が実物を見た上での判断になります。

仮に要望が難しい場合でも、適切なアドバイスを受けることで綺麗な状態に生まれ変わらせることが可能です!

参考までに、TOTAL PAINTINGで「ラッカー・2液ウレタン」を使用した


・ダイニングチェア(3辺合計180㎝以下)

・テーブル天板(W900xD900)

・(W1,800xD900)を紹介します。


まず、上塗りクリア塗装はそれぞれ

・6,420円

・13,000円から

・26,000円から


上塗り着色・補修塗装ではそれぞれ

・8,960円から

・16,300円から

・32,600円からになります。


塗り直しでは

・15,720円から

・22,400円から

・44,800円からとなり、ダメージが大きい場合に最も適した方法です。

私たちTOTAL PAINTINGでは、家具塗装も得意とし、幅広く対応しております。

垢抜けたカルフォルニアスタイルからしっとりとしたシャビーシック、木目を活かしたビンテージ風、さらにはアジアンリゾート風、中国風、和風まで、あらゆるスタイルに対応しておりますので、「ちょっとインテリアを変えてみたい」という方も、お気軽にご相談ください!


<TOTAL PAINTINGへのご相談窓口>

https://www.total-painting.com/contact