屋根塗装の色選びのポイントを紹介。イメージ通りに仕上げたい時はここに注意!


皆さんこんにちは。

岡山県岡山市に拠点を置き、県内全域で塗装工事全般を手がけているTOTAL PAINTING株式会社です。


住宅の塗装をする際に、屋根の色選びで悩んでしまう方は多いと思われます。「普段あまり目につかない部分だから、色にこだわるべきなのか?」「何色にしたら外壁の色と相性がいいんだろう」といったお悩みが定番です。


屋根は家の外観に占める面積が大きく、屋根の色だけで家全体の印象が変わってしまうほどの影響力があるため、よく考えて色を選ばなければなりません。そこで今回は、屋根塗装の色選びをする際のポイントをご紹介します。




■黒や紺など暗めの色の屋根が多いのはなぜ?



最初に、定番の色を確認しておきましょう。日本の住宅の屋根には、黒や紺、グレーといった暗めの色がよく使われています。その理由はいくつか考えられるのですが、瓦屋根が多かった時代の名残ではないか、というのが1つの説です。昔から慣れ親しんでいる色なので、安心感があるという方も多いでしょう。


また、汚れや経年劣化による色褪せが目立ちにくいことや、どのような色の外壁にも合わせやすく調和が取りやすいことなど、実用面のメリットもあります。標準色のため値段が安いことも多く、いろいろな意味で使いやすいことが支持につながっていると考えられます。


ただし、黒っぽい色は日光の熱を吸収しやすく、室内が暑くなりやすい点に注意が必要です。これは性能の高い断熱材を施工すれば軽減できますが、その分コストは上乗せされてしまいます。このように、定番の色にもメリットとデメリットが両方あるので、あくまでも選択肢の1つだと考えましょう。




■屋根の色選びで失敗しないためのポイント


屋根は広い面積を塗装する必要があり、費用も時間もそれなりにかかります。完成形がイメージと違っており、やり直すことになると負担が大きいため、色選びの失敗は避けなければなりません。そこで、色選びで失敗しないためのポイントを確認しておきましょう。



・色見本だけで選ばない


色見本だけで色を選んでしまうと、施工後イメージ通りの色にならないケースがよくあります。これは背景色やサイズの関係で、見本と実物とでは色の見え方が変わってくるからです。色見本はできるだけ大きなものや、実際の資材に塗ってあるもので確認した方がいいでしょう。




・外壁や周囲の景観との相性を考慮する



屋根の色選びでは、外壁の色や周囲の景観(隣の家やお庭の植物など)との相性を考慮する必要があります。周囲の色の影響で屋根の色の見え方が変わってくるのに加え、周囲と違う系統の色を選ぶと、ちぐはぐな印象になってしまうからです。工夫次第ではあるのですが、基本的には周囲と同系統の色を選ぶのが望ましいでしょう。




■屋根の塗料は外壁よりワンランク上のものを!



屋根の塗料は、色だけでなく機能性も考えて選ぶ必要があります。ポイントは、外壁用の塗料よりもワンランク上のものを選ぶことです。屋根は日光(紫外線)を遮るものがなく、外壁より劣化が速い傾向にあるため、耐久性の高い塗料が向いています。塗り替えなしで15年以上持つ「高耐久性塗料」などを使うといいでしょう。


また、「遮熱機能」を備えた塗料もおすすめです。遮熱機能とは、太陽光の反射率を高めて熱を伝わりにくくする機能をいいます。遮熱塗料を使えば、夏場でも室内があまり暑くならず、快適に過ごすことができるのです。特に屋根を黒っぽい色で塗装したい時は、遮熱機能のある塗料を選ぶと、室内が暑くなりやすいデメリットを軽減できます。


こういったワンランク上の塗料は、お値段も少し高めです。しかし、耐用年数が長いのでメンテナンス費用が抑えられ、室内が暑くなりにくいので冷房費も節約できるなど、長期的にはむしろお得になります。目先の施工費用だけでなく、日々の生活や将来の塗り替えも計算に入れて塗料を選ぶことが大切です。



このように屋根の塗装では、いろいろなポイントに目を向ける必要があります。機能的でイメージ通りの色になる塗料を選ぶのは、自分だけだとなかなか難しいものです。入念な現地調査やヒアリングをしてくれる業者に相談し、最適な塗料を選定してもらうといいでしょう。


TOTAL PAINTINGは岡山市を拠点に、岡山県内で塗装工事全般を手がけています。屋根や外壁の塗装工事の実績も豊富で、デザインと機能性を両立させた施工が可能です。入念な現地調査とヒアリングによって、最適なプランをご提案させていただきます。屋根の塗装をご検討中の方は、ぜひTOTAL PAINTINGまでお問い合わせください。