外壁塗装の施工後、ある程度の年数が経つと、そろそろ塗り替えをした方が良いのか迷い出すでしょう。どのタイミングで塗り替えしたら良いのかは、使用している塗料の耐用年数や天候の影響による外壁の劣化状況によって異なります。にも関わらず、塗り替えのタイミング以外で塗り替えを勧められるケースがあるのも事実です。
今回の記事では、外壁塗装はまだするなと言われる時の理由や、塗装に適した時期や季節などを詳しく解説します。
■外壁塗装はまだするなと言われる理由とは?
一戸建てに住んでいると、定期的な外壁塗装が必要です。ただし、一定の時期が来ても「外壁塗装はまだするな」と言われるのには、大きく分けて以下の2つの理由があります。
・前回の塗装後、年数が経っていても劣化症状が出ていない
・塗装に適した季節ではない
外壁は、早い段階で塗り替えておけば安心だと思う人もいるでしょう。しかし、誤った判断により慌てて塗装してしまうと、結果として失敗する可能性も高まるうえ、金銭面でも大きな負担がかかってしまいます。
塗り替えの時期に達していても、すぐに業者に依頼するのではなく、現状を踏まえて冷静に判断したうえで決めるようにしましょう。
それぞれの理由について、さらに詳しく見ていきましょう。
・劣化症状が出ていない
新築の一戸建てであれば、築10年前後で外壁塗装をするのが理想だと言われています。この数字は目安であり、8年から12年ほどの間で塗装を検討する人が多いです。
まずは、家全体の外壁をチェックしてみましょう。家を長持ちさせるには、定期的なメンテナンスが必須ですが、劣化症状が軽度もしくはほとんど見られないのであれば、年数が経っていても早急の塗装は必要ありません。外壁洗浄もしくは一部のみの補修で対応できる場合もありますので、状況に合わせて検討しましょう。
一方で、塗装時期より前であっても、陽当たりにより紫外線が強く当たる場所や周辺環境が外壁に影響を与えやすい場所では、注意が必要です。汚れの付着やカビ・コケの発生だけでなく、外壁塗料に含まれる樹脂が劣化すると、粉状のものが発生するチョーキング現象が起こります。
中古の一戸建てでは、直近に塗装した際にどの塗料を使ったのか、種類を確認しましょう。塗装の種類によって、適切なタイミングが変わってくるためです。
外壁材に、タイルもしくはレンガを使っているのであれば、塗装は不要です。アクリル塗料は3年・シリコン塗料は8年・フッ素を使用していると15年が、メンテナンス周期の目安だと言われています。今は、シリコン塗料以上のグレードを使って塗装されているケースがほとんどであるため、前回塗装工事を終えてからそれほど年数が経っていなければ、コーティングが作用している場合が多いのです。
新築住宅で外壁塗装のタイミングに迷う場合や、中古住宅で直近で施工した修繕歴や使用した塗料が分からない場合など、外壁塗装に対して少しでも不安を感じたら、必ず業者に現地を確かめてもらいましょう。
・季節が外壁塗装に適していない
外壁塗装を施工するには、気温5℃以上・湿度85%未満の気候が理想だとされています。つまり、春もしくは秋が外壁塗装に適している季節です。
降水量が多く湿度の高い夏に外壁塗装をしようとすると、秋まで待ったほうが良いと言われるでしょう。同じように、冬は気温が低く霜も降りるため、春まで待ったほうが良いと言われるのです。
お住まいの地域や気候条件、受験生がいらっしゃるなどのご事情によって、外壁塗装に適した季節が若干変わってきます。どの季節が最も良いのか、業者としっかり相談しましょう。
■まとめ
岡山市周辺で外壁塗装を施工しているTOTAL PAINTINGでは、塗装工事によりお客様の生活が快適になるお手伝いをしております。丁寧な現地調査とヒアリングを行い、お客様のご要望と予算に合わせ適切な外壁塗装を施工いたします。
外壁塗装を検討されている方は、まずは一度弊社までお気軽にご連絡ください。