新築のときには美しかった一戸建ても、歳月の経過とともに雨や風や太陽光線などが影響し、外壁などに劣化が見られるようになります。
そのため、外壁などの素材にもよりますが、定期的なメンテナンス工事が重要となり、塗装を施す必要が出て来ます。
ところが、初めてマイホームを手に入れた方の大半は、それ以前に塗装業者との付き合いがなかった方が多いため、メンテナンス工事が大切と分かっていても誰に頼んだら良いのかわからない場合も少なくありません。
そして、うっかり悪徳業者と知らず、口のうまい外壁塗装のセールスに引っ掛かってしまうこともあるのです。
一般的な悪徳業者の見分け方は、オリジナル塗料を使っているという説明と、そのオリジナル塗料に注意することでしょう。
そもそもメーカー品を使用していない時点で、塗料の性能の良さを調べることも、推し量ることが出来ません。
また、地元に店舗を構えている業者であれば、問題が起こった場合には話し合うことも可能ですから信用が置けますが、訪問販売の場合には店舗の有無すらわからないことがあるので、一般的に訪問販売は危ないといわれることが多いのです。
そして最後は、その業者が作ったお手盛りの見積もり書で見せる大幅な値引きに注意しましょう。
通常であれば、極端な値引きは考えられませんが、悪徳業者は値引きで得したような錯覚を与えて契約を取ろうとするのです。