外壁塗装の寿命をご存知ですか?
塗料の種類やご自宅の環境によって寿命は異なりますが、良く使われるウレタン系やシリコン系の塗料であれば10年が寿命だと言われています。
そのため、10年保証を付けてくれる業者が多く存在します。
しかし、この10年保証というのを当てにしてはいけません!
なぜなら、実質10年後の劣化をこの保証は保証してくれないことがほとんどだからです。
ここでは、10年保証の裏側をご紹介します。
■10年保証は部分的保証
シリコン系の塗料のような耐用年数が10~15年ある塗料を使った場合、当然10年間は問題ないと感じるでしょう。
しかし、この耐用年数というのは、効果がなくなり始めるまでの時間ではなく、再塗装が必要になるまでの時間です。
つまり、10年経つ前からすでに劣化が始まり、10年後には全体的な修繕が必要となるのです。
10年保証の多くは部分的な修理をする保証です。
なぜなら、全体的な修理(相場で60~12万円)を無料保証していたら、業者は赤字になってしまいます。
■なぜ保証を付けるのか
塗装業者が保証を付けるのは、プロであっても家ごとに最適な塗装をするのが難しいからです。
建物の材質や天候によって塗装環境は異なります。
時には、予想されていた耐用年数よりも早く劣化が始まることがあります。そのため、劣化が現れることを前提に、少しでも劣化が出た段階で直せるように保証を付けてくれているのです。
ここでは、10年保証の裏側を少しご紹介しました。
他にも、補償内容を細かくみると、気を付けるべきことがあるので、良く確認して利用してください。