外壁塗装はやるべき?メリット

家は建ててしまえばそれでおしまいなわけではなく、建ててからも様々なメンテナンスが必要になります。そして定期的に必要に応じてメンテナンスを施すことは家の寿命をのばし、長く住み続けるためには欠かすことのできないものです。そんな家に求められるメンテナンスの一つに外壁塗装をすることがあげられます。


現在多くの住宅で採用されているサイディングボードなどを使った外壁は、建てた当初はつややかで耐久性も高く美しい状態なのですが、長年の間には表面が劣化することで家に様々な影響を及ぼすようになります。家は一年365日ずっと紫外線や雨や風などの外的な刺激にさらされ続け、外壁というのはそうした様々な刺激から家を守ってくれる役割を担うものです。


家の内装や設備機器などは長年住んでいるうちには汚れや傷み、設備機器の故障などが起こってくるもので、毎日の生活に影響を及ぼすものもあり、緊急性が高いほど修理や取替えなどのメンテナンスが必要になります。それに引き替え家の外壁というのは住んでいる分にはそれほど気になることもなく、たとえ塗装が劣化したとしても多くの場合すぐに生活に支障が出るというものではありません。


けれども外壁の劣化が進んで塗装面にひびなどができてしまうと、外壁本来の家の躯体部分を守るという大切な役割を果たすことができなくなります。例えば、キッチンや洗面所の設備機器が故障すれば、すぐに生活に支障が出ますが、外壁が劣化しても生活自体にはすぐにその影響が出るものではないため、ついあとまわしにしてしまいがちです。


しかし、外壁の劣化した部分から雨水が侵入すれば、家の中で生活している分には目に見えることはなくても確実に家の躯体部分が湿気によってダメージを受けることにつながります。雨が降るたびに少しずつ浸入する湿気は家の土台や大切な柱などを腐らせてしまったりシロアリの被害を発生させやすくなったりするものです。


劣化が進んだ外壁から侵入した雨水が家の中で雨漏りとなって現れるころには家のダメージはかなり深刻になってしまっていることが少なくありません。劣化した外壁を放置せず適切なタイミングで外壁塗装を施して防水性の向上を図ることは、結果的に家の耐久性の向上に大きな効果を発揮することになります。


外壁塗装というと家をきれいにするために行うものというイメージを持ちやすいものです。確かに長年のうちに家の外壁は塗装面の劣化によって見た目にも色があせてきたり汚れてくすんだ印象になってしまいがちです。外壁塗装をし直すことは家を様々な刺激から守り家を長持ちさせるうえで欠かすことができないものですが、それと同時に家の外観をきれいに整え、イメージチェンジさせる効果も期待できるものです。


例えば外壁塗装をするにあたってはこれまでのイメージと同じものを選ぶのではなく、思い切ったイメージチェンジを狙って全く違った色合いや質感のものを選ぶという方法もあります。

ただし、けして少なくはない費用がかかる外壁塗装工事は、塗り終わってみたらイメージが違ったからと言ってすぐに塗り直しをできるというものでもありません。


そのため外壁塗装でこれまでとは違う色合いの塗料などを選ぼうとするときには、小さな色見本で選んでしまうのではなく、できれば依頼する業者に頼んで候補に挙げているものに近い色味の塗装を施した建物を紹介してもらって、実際に外壁塗装になるとどんなイメージに仕上がるのかを確認させてもらうのがおすすめです。


サンプルや写真だけではわからない実物の色味などを確認してから選ぶことができます。

また、業者によっては家の外壁に塗った時にどんなふうに仕上がるかをシミュレーションできるシステムを持つところもあるので、塗料の色味を選ぶ時にはぜひ活用してみたいものです。


外壁の劣化の度合いというのは、家の立地条件やその土地の気象条件などによっても異なるし、どのような塗料を選ぶかでも外壁塗装工事が必要になるまでの期間は変わってきます。


しかし、自宅の外壁に手で触れてみた時にチョークのような白い粉状のものが手についたり、外見上ひび割れなどがみられるときには、塗装面の劣化が進んでいることが考えられるので、なるべく早く専門業者に相談してみるのがおすすめです。


塗装工事をするにあたっては、信頼できる塗装業者を選ぶことがとても重要です。

しかし、塗装工事のための見積もりを徴収してみて極端に見積額が安い場合、使用する塗料の種類や塗装工程に問題がある可能性も考えられます。