こんにちは。
岡山県岡山市で塗装を行なっているTOTAL PAINTING株式会社です。
いざ塗装をするとなった時にまず直面するのは、色の悩みではないでしょうか?
そこで今回は色の面積効果についてお伝えします。
色の面積効果とは、「面積の大きさの違いによる色の見え方の違いのこと」を指します。
具体的には、明るい色は小さな面積より大きな面積の方がより明度(明るさの度合い)と彩度(鮮やかさの尺度)が高く感じられ、暗い色はより低明度に感じられる効果です。
この効果が外壁塗装や屋根塗装にどう関わってくるのでしょうか?
実は、小さな色見本に基づいて塗装の色を決定した時に影響してきます。自分の思い描く色と実際に大きな面積で塗られている色をみて「想像していたのと違う!」と感じる状況が発生してしまうのですね。
そんな経験をしないためにも、色を決める際にはこの効果を踏まえなければなりません。自分が小さな色見本をみて良いと感じたものよりも少し弱い色を選択するなどの工夫が必要となります。
また、今回は単色の場合を考えましたが、色が隣り合う時に生じる対比効果や補色の効果についても面積が大きくなることで強められると言われており、そちらも考慮した方が良いでしょう。
いかがでしたか?
塗装の肝となる「色」選びに失敗しないためにも、このような色の面積効果についてはぜひ覚えておきたいですね。