壁を塗装し直そうかなと思ったらまず迷うのが塗料の種類です。
塗料には「水性タイプ」と「油性タイプ」がありますが、今回は油性塗料の特徴についてご紹介したいと思います。
■油性塗料のメリット
油性塗料は、有機溶剤をたくさん配合した塗料で強い塗膜を作ることができます。
また、表面と密着性が高く剥がれにくいのが特徴です。
また、浸透性が高いため、金属のような塗装が難しい部分にもしっかり密着し塗膜を作ることができます。塗料の密着がよく、塗膜が薄いため材質の質感を残すことができます。
■油性塗料のデメリット
シンナーの臭いが強いため、不快感がすることもあります。
また、塗料が服や手についてしまった場合、乾燥してしまうと簡単に取れません。
塗料を薄める際には専用の薄め液が必要になるため、使いこなすのが難しい塗料です。
そして、火気等の注意が必要なため保管にも気を使う必要があります。
いかがでしたか。
油性塗料は基本的に扱いが難しいため、素人にはお勧めしません。
家の壁を少し塗り直す程度でしたら水性塗料で事足りるかと思います。
しかし、外壁の塗装など大掛かりのものは、壁の寿命にも関わるので専門の業者に依頼するようにしましょう。