縁切りについてもっと知りたい

縁切りとは、塗装によって埋まり、塞いでしまった屋根の隙間を元に戻す作業のことです。屋根は1枚ずつ重なりあった状態で形成されていますが、重なり合った屋根の間にある隙間は、経年劣化によって塗料で埋まってしまいます。その結果、屋根の地板が腐りやすく、室内への雨漏りの原因になります。そのため、縁切りをしないとしないとリスクがあるのです。


縁切りに必要な道具はカッターナイフや皮スキと呼ばれる、職人さん専用のものです。塗料が固まった部分をひとつひとつ丁寧に作業する必要があります。一般的な住宅の場合、二人の職人さんが丸一日かけて作業しなければならないほどの重労働です。そのため、従来の工法の難点を解消した道具として、タスペーサーと呼ばれるものが登場しました。タスペーサーを屋根と屋根の隙間に差し込むことで、従来の縁切り作業が不要になり、塗装工事が終わってから数日後に塗装業者が縁切り作業をしに来なければいけないという手間が省けます。


場合によっては縁切りが必要ないこともあるので、そちらは業者に見てももらうしかありません。必要のない屋根に縁切りを行ったり、逆に必要なのに手を抜いて縁切りを行わなかったりということがないよう、信頼できる業者に任せるのが安心です。