屋根にはいくつかの種類がありますが、それぞれに特徴が異なっています。
はかま腰止めには、切妻屋根の妻側の途中中まで止めをかけています。
先建築基準法という家をつくる際に基準となる建築基準法の法的制約から、はかま腰屋根にして端妻の高さを低くおさえることがあります。
法的規制を理由としなくても、見た目を綺麗にする目的で、お洒落なデザインとしてはかま腰屋根を用いるケースも見受けられます。
屋根選びで最も重要なことは、デザインや法的規制もさることながら、複雑な工程をどのように実現するかということです。
デザインがお洒落であったとしても、雨漏りが頻繁に起きていては意味がありません。
デザインと機能性のバランスを取るのが施工業者の腕の見せ所となります。
なぜ、はかま腰と言う名前なのかと言うと、人間が袴を着用したときの姿に似ているからという説があります。
実物を見てみると、確かに袴を着用している姿をイメージできますね。
他にも屋根の種類があるので、あなたの大切な家にはどんな屋根が適しているのを業者とよく相談することが大切です。