外壁塗装に使用される塗料の種類は、大きくわけてアクリル系・ウレタン系・シリコン系・フッ素系の4種類があります。
それぞれに特徴があり、値段も耐用年数も異なってきますので、どんな塗料なのかを簡単に説明してみたいと思います。
まず、最も価格が安いのがアクリル系です。
安いぶん耐久性には劣る部分がありますので、約5〜7年程度で塗り替えが必要になってきます。
逆に言えば、頻繁に塗り替えたいという人には向いている塗料です。
次のウレタン系は、アクリル系の次に値段が安い塗料で、密着性に優れているため、塗装のはがれている部分などの補修に適しています。
しかし、耐用年数は6〜8年程度とあまり長くありません。
現在最も主流になっているのが、シリコン系です。
安すぎず高すぎず、耐久性に優れているため、価格と耐久性のバランスが良い点から人気があります。
この塗料は、およそ10〜13年の耐用年数があります。
最後にフッ素系ですが、約15〜18年程度という抜群の耐久性がありますが、その分値段が高いという特徴があります。
しかし、1回塗ると、長期間にわたって美しい景観を保ってくれるため、長期的に考えるとコストは安くなります。